【愛のリキュール】甘くて香ばしい、アマレット。おすすめ銘柄と飲み方を紹介。
こんにちは。
今回はナッツ、種子系リキュールでも人気の高い「アマレット」を紹介します。
アマレットとは
アマレットとは、杏子の種子の「杏仁」を使ったリキュールです。味のイメージがピンとこないかたは、中華料理で同じみのデザート杏仁豆腐をイメージしてみてください。味わい、風味はとても近いです。
ココナッツのような優しくミルキーな味わいと、アーモンドのような香ばしさを楽しむことができる。一粒で二度美味しいリキュールです。
種子の持つ香ばしさから、よく勘違いされますがアーモンドはいっさい入っていません。杏子の種子が本来もつ香ばしさなのです。
また、杏仁には2種類あり、「苦杏仁」と「甜杏仁」の2つです。「苦杏仁」は苦味が強く生薬として使われています。
アマレットに使われるのはもちろん甘みのある「甜杏仁」です。
「愛のリキュール」と呼ばれるアマレット
アマレットの始まりは、1525年にイタリア・ミラノの教会で、壁画を描いていた画家に由来します。彼は宿泊していた宿屋の女主人に恋をし、美しい彼女をモデルにした聖母マリアの絵をプレゼントしました。そのお返しに女主人が贈った手作りのリキュールがアマレットだという伝説があります。
その伝説からアマレットは「愛のリキュール」とよばれるようになりました。
その後、1807年にカルロ・ドミニコ・レイナという食料品店を営んでいた人物が、その伝説のリキュールを再現し、販売したのが現在のアマレットとなっています。
アマレットの飲み方
アマレットジンジャー
アマレットを使ったショートカクテルで、代表的な飲み方です。
レシピはアマレット30ml、ジンジャエール適量、お好みでレモンスライスを添えるという非常にシンプルなもの。
アマレットの香ばしさと、ジンジャーエールのスパイシーさが混ざりう、女性にも飲みやすい超人気カクテルです。
ゴッドファーザー
1972年に公開された「ゴッドファーザー2」。その公開を記念して作られたのがこちらのカクテル。カクテル言葉は「偉大」。映画のとおりに威風堂々とした味わいのカクテルを飲むことで、偉大な男になりましょう。
レシピはウイスキー(スコッチ)を45ml、アマレットを15ml。ロックグラスに氷を入れウイスキーとアマレットを注ぎステアします。
自宅でも手軽に作ることができ、ウイスキーにアマレットが加わることで非常に複雑な味わいになります。アルコール度数は非常に高いので、飲みすぎ注意。
アマレットミルク
杏仁の香りとミルクが調和したこちらのカクテル。非常にまろやかかつミルキーな味わいでまさに杏仁豆腐を味わっているかのようなカクテルです。
レシピはアマレット30ml、ミルク適量です。アマレットにオススメのカクテルは自宅でも簡単に楽しめるものが多いので、ぜひ試してみてください。
お菓子にも使われるアマレット
アマレットはお菓子やデザートの材料としても使われます。アマレット自体が杏仁豆腐のような味がするのでティラミス、パンナコッタなどのお菓子にラムレーズン的な風味を加えるために使われたり、杏仁豆腐の香りを強くするために加えることもあります。
オススメの「アマレット」
ディサローノ・アマレット
アマレットの代名詞とも言える代表銘柄が、こちらの「ディサローノ・アマレット」。王道の味わいと香りを楽しむことができます。
ECサイトでアマレットを探すと、意外と色んな銘柄があり、どれにするか悩む方もいらっしゃるかと思います。悩んでいる方にはこちらの銘柄をオススメ。
「まずはスタンダードな銘柄でアマレットを楽しみたい」という方は是非試してみてください。
厳選された杏仁の持つまろやかな甘みと濃厚な香ばしさを味わうことができます。カクテルレシピの中にはこちらの「ディサローノ」を指定するものもあるほど、超スタンダードな銘柄です。
ボルス アマレット
「ボルス」は1575年に創業したリキュールの超有名銘柄。そんなボルスのアマレットは「ディサローノ」よりも安価で手に入りやすく、カクテルに使いやすい独自のボトルに詰められています。
香り高い濃厚なアマレットなら「ディサローノ」
カクテルに使うなら「ボルス」と分けて考えるといいでしょう。
ノンアルコール銘柄
モナン アマレットシロップ
「アマレットを楽しみたいのにお酒が弱いのでいっぱい飲めない」方や、「お菓子に使いたいのにアルコールが気になる・・・」そんな方にオススメなのが、こちらの「モナン アマレットシロップ」です。アマレットの甘さと香ばしさを再現しながらも、ノンアルコールであるため、酔いを気にせずに好きなだけ楽しむことができます。
リキュール全般に関する記事はコチラ