【初心者にオススメ】女性にも大人気のリキュールを紹介
こんにちは
今回は「リキュール」を紹介していきます。
今や星の数ほどもあるカクテル。
カクテルのベースはもちろん「スピリッツ」ですが、その幅広い味を決定づけるのはやはり、「リキュール」です。
「スピリッツ」についてはこちらを参照ください。↓
リキュールは世界中に何千種類とあり、そのすべてをご紹介することはできないのですが、種類別に分けて代表的な銘柄をオススメしていきたいと思っています。
リキュールとは何か
リキュールとはそもそも何なのか。
一言でいうと「スピリッツ」に果物や薬草などで様々な香り付けをしたものです。
その誕生の歴史は古く、中世ヨーロッパでは錬金術師たちの手によりスピリッツが生み出され、研究を重ねられていました。
一部のスピリッツは初めはお酒として飲まれ、世の中に浸透していったのですが、錬金術師たちはより効能の高い薬を生み出そうと、様々な薬草や果実をスピリッツに添加していました。
その中で、マラリヤの特効薬として使われたスモモの果汁入りリキュールや、歯ぐきの炎症止めのセージ入りリキュールなど、様々なリキュールが生み出されました。
リキュールの種類
リキュールを味わいで分けると下記の3つに大別されます。
・フルーツ系
リキュールと聞いて一般的にイメージしやすく、もっとも数が多いのがこちらです。
主に果物の果肉や果皮を主原料として、蒸留酒に香りや味をつけたもので、味や見た目も華やかなものが多いです。
特にボトルデザインもこだわったものがあり、飲み終わった空き瓶をインテリアとして飾っておくのも素敵かもしれません。
フルーツ系で代表的なものには、カシス、ピーチ、オレンジ等のリキュールがあります。正直、果物の数だけリキュールがあるといっても過言ではありません。
甘くフルーティーで飲みやすいものが多いので、リキュール初心者の方が試しやすいのがこちらでしょう。
カシスリキュールについての記事はコチラ
ライチリキュールについての記事はコチラ
・薬草、香草系
リキュールの中でも歴史が古く、コアなファンが多いのがこちらの薬草、香草系です。もともとは薬として飲まれていたものもあり、数十種類もの薬草や香草、スパイスを組み合わせており、苦味が強いものもあります。
代表的なものは、カンパリやリカール等があります。また、日本ならではのサクラ・リキュールというものもあり、種類は非常に幅広いです。
初めて飲む場合は若干クセがあり、とっつきづらいものもありますが、自分の好みにピッタリ合うと何度もリピートしてしまうのがこちらの薬草、香草系のリキュールです。
奥深いリキュールの世界を、堪能するならこちらでしょう。
カンパリについての記事はコチラ
スーズについての記事はコチラ
・ナッツ、種子、クリーム系
こちらはマカデミアナッツやヘーゼルナッツなどのナッツ類や果実の種子、生クリームを使ったものが該当します。ナッツ系とクリーム系で分ける場合もありますが、本サイトではひとくくりとしました。
代表的なものはアンズの核をスピリッツに浸漬したアマレットや、コーヒーリキュールの代名詞となっているカルーア、アイリッシュウイスキーがベースのベイリーズです。
甘くてまろやかな味わいのものが多く、まるでデザートのようにじっくりと味わうことができます。また、ホットでも楽しめるものが多く、楽しみ方に幅が広いのが特徴です。
お酒を普段あまり飲まない方や、女性の方に人気の銘柄が多いのがこちらです。
今回はリキュールの種類をざっくりと説明しました。
次回は系統ごとのオススメ銘柄を紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。